第84号「エネルギー基本計画」を責任を 持って見直せ

2018年4月23日(月)

**** 概要 ****

 「エネルギー情勢懇談会」が「2050年を見通したエネルギー戦略」の提言をまとめた。「あらゆる選択肢の可能性を追求する」としたうえで、再生可能エネルギーを「主力電源」に育てると位置づけるとともに、原子力発電を脱炭素化の選択肢と明記した。しかし、直面している多くの課題をどう解決するかについて道筋は示されておらず、不十分、生煮えと言わざるを得ない。
 経産省は今夏のまとめを目途に「エネルギー基本計画」見直しの議論を進めている。「S+3Eの同時達成」と「バランスのとれたエネルギーミックスの実現」というエネルギー政策の基本に立ち返り、世論の対立が激しい難しい課題であればこそ、司令塔として責任をもって見直すべきである。

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