第64号 関電高浜3、4号機運転差止め仮処分の取消、 四電伊方3号機運転差止め仮処分申請の却下 いずれも国益に沿った司法の良識ある判断だ
2017年4月11日(火)
**** 概要 ****
大阪高裁が、関電高浜3、4号機の運転差し止め仮処分を取り消し、その2日後、広島地裁が四電伊方3号機の運転差止め仮処分申請を却下した。電力安定供給を確かなものにする良識的な判断だ。ゼロリスクに固執した非科学的な見方に組せず、冷静、科学的に「新規制基準」を認定したことは高く評価したい。1992年の伊方原子力訴訟で下した最高裁の判例に沿った適切な内容だと言える。
原子力発電所の運用が司法判断によって振り回される現状を何とかして解消しなくてはならない。最高裁判例や上級審判断との整合性をとれる司法秩序の確立を急ぐべきではないだろうか。
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国民会議ニュースレター第64号
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