原子力百家争鳴 (速報)第6号
2016年6月23日(木)
原子力百家争鳴 (速報)第6号
<タイトル>
~新聞記者は<原発40年問題>を正しく理解して!~
(日経新聞 平成28年6月1日付)
<概要>
最近、新聞紙上で「老朽原発」の文字が躍っています。例えば、「(高浜原発1・2号機が)老朽原発として初の運転延長・・・」、「老朽原発の延長審査」(いずれも日経新聞(平成28年6月1日))等々です。原発の寿命延長の実態を理解していれば、老朽といった不適切な言葉は使わないはず。用語の誤用の原因とおかしな結論を指摘してみましょう。
1. 高浜原発に関して、原子力発電所の大多数の設備は定期検査などで新品に取り換えられているので年数を重ねていてもシステム全体の老朽化は進んでいない。老朽化という言葉は不適切である。
2. 40年とは、原子力発電所の設計にあたり設備の健全性を評価するための数値であり、設備の寿命ではない。
3. 40年を超える寿命延長は、今地球規模で大きな問題となっている地球温暖化の防止には大きく貢献できる手立ての一つ
4. 記者魂の発揮が求められる
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原子力百家争鳴 (速報)第6号
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