原子力諸問題に関する全国意識調査・モデルテスト

趣旨

原子力国民会議は、国民の原子力に関する意識がどういうものか、実態を把握するため全国規模の意識調査を実施します。

◆そして、同じ日本人であれば、原発反対・推進の立場に拘わらず国の将来を願う共通の意識が存在する、ということを確認できればと考えています。

◆また、これらに加えて、この“意識”を抽出する革新的な方法として人工知能の技術を適用することを試みます。

◆これらを成功させるには、皆様のご協力が不可欠であるため、ともに協業していただけることを希望しています。

アンケートの回答に当たりました、以下の資料もダウンロードし、ご参照の上ご回答願います。

  • 最後までご回答頂きましたら、「確認する」ボタンを1クリックして下さい。
  • 入力内容をもう一度冒頭からご確認頂き、最下部の「送信する」ボタンをクリック願います。
  • 画面上に、「あなたのメッセージは送信されました。ありがとうございました。」と表示されれば、回答登録完了となります。
    また、ご入力頂いたメールアドレスに、当会のアドレス(nnc@kokumin.org)から「原子力国民会議・意識調査ご回答を受付ました」というメールが届きます。

質問

    第Ⅰ部【回答者ご自身に関する質問】

    (1)性別を教えて下さい

    男性女性

    (2)年齢を教えて下さい

    10歳代20歳代30歳代40歳代50歳代60歳代70歳以上

    (3)居住する都道府県を教えて下さい

    市町村名(任意)

    (4)職業を教えて下さい(現役時代を含む) ※複数回答可 

    (5)あなたの性格はご自分でどのように思いますか

    (6)普段の情報源を教えて下さい

    (7)普段購読している新聞を教えてください ※複数回答可


    第Ⅱ部【一般的な質問】

    【将来について】
    あなたが、世界・日本の将来をどの様に考えているか教えてください

    (1)普段から、日本の将来について考えている

    (2)日本は、孫やひ孫の世代(100年後)に存在している

    (3)1,000年後に人類はに存在している

    【生活レベル】

    (1)あなたは、生活レベルについてどう考えるか教えてください

    【資源・エネルギー】
    日本はエネルギー資源の90%以上を輸入に頼っています。あなたは、資源に関してどのように考えるか教えてください。

    (1)資源について次のように考える

    (2)将来、資源がなくなり、資源を奪い合う戦争が起きる

    (3)化石燃料と再生エネルギーで電力は十分にまかなうことが出来る

    第Ⅲ部【最終処分場の安全性に関する質問】

    全国意識調査の対象は原子力の諸問題ですが、今回は、特に “高レベル廃棄物の最終処分場の安全性”に関する課題を取り挙げています。
    【安全性の確保に関する基本的考え方】
    最終処分場では、すべての放射能はガラス固化体の中に閉じ込められています。それが破損または腐食によって地下水中に漏洩しなければ、放射性物質が地上に漏洩することはありません。また、万が一、周辺に漏れても、地下水に流れが無ければ、漏洩放射性物質が地上に運ばれてくることもありません。従って、ガラス固化体の閉じ込めと破損・腐食と地下水の流れは、最終処分場の安全性を左右するキーポイントです。
    このような安全確保の方式は、原子炉の多重障壁といった “安全論理” と酷似しています。燃料ペレットがガラス固化体に、燃料被覆管がガラス固化体を取り巻く炭素鋼(20㎝厚)と粘土層(70㎝厚)に、圧力容器が周辺の岩盤に、格納容器が漏洩放射能を地上に運ぶ地下水の存在に、それぞれ対応しています。従って、最終処分場も世界で評価の高い「深層防護の考え方」を採用していることになり、その安全性は十分信頼に足るものです。
    このことを念頭において、以下の質問にお答えください。

    【最終処分場の必要性】

    Q1. 原子力発電は生活に必要な電気を生産しますが、同時に使用済み燃料(核のゴミ)が生成されます。この使用済み燃料の処分方法について、1960年代から世界各国で検討されてきました。その結果、地層処分法が必要であるというのが世界共通の認識となっています。
    ちなみに、現在、処分しなければならないガラス固化体は25,000体存在します。ゼロ原発であっても、先の放射性廃棄物安全条約に記載されているように、自国内で処分されなければなりません。この事実は心にとめておいて頂きたいと思います。

    Q1-1.我が国においても1960年代から原子力委員会を中心に使用済み燃料の処分方法に関して検討されてきました。検討の結果を踏まえて、2000年に最終処分場に関する法律が成立しました。それにも拘らず、未だに処分場は決定していません。現状の改善に向けて、更なる検討が必要と考えますか?
    (数値を選択してください。以下同様)

    Q1-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【地層処分の妥当性】

    Q2.使用済み燃料の処分方法として地層処分(300m以深の地下)が有力とされ、フィンランドでは処分場の建設が始まっています。地上での長期保管・管理なども検討されましたが、10万年という超長期にわたる地上保管の場合、維持・管理上のコストが膨大になりリスクが増大するので、また不確実性の高い海洋投棄に比べ、地層処分法が最適な方法だと考えられています。

    Q2-1.使用済燃料の永続的な対策として「地層処分」は妥当な方法だと思いますか?

    Q2-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【地層処分のスペース】

    Q3.高レベル廃棄物の処分は、廃棄物発生国の責任で処理すべきだと決められています。その場合、原子炉運転を続けると、我が国は「領土が狭く火山国・地震国なので放射性廃棄物の適地は十分でない」という指摘があります。実際には、羽田空港相当の広さの地層処分場で十分なので、適地が不足する、ということはありません。

    Q3-1.こういう考え方についてあなたはどう思いますか?

    Q3-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【地層処分場の安全性・信頼性】

    Q4.「地層処分」の安全性については世界各国で1960年代から検討が重ねられています。その結果、現在の火山や活断層の場所が10万年以内に移動するなどの抽象的に想像可能な事態は起きないと評価されています。また、ガラス固化体の放射能は千年で99.9%減衰します。生活圏に有為な影響を及ぼす期間は、数千年程度であり、それ以降、数万年に亘る安全性は、確保されるとして良いとも考えられます。

    Q4-1.「地層処分」の万年に亘る安全性についてこのような主張は信頼できると思いますか?

    Q4-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【深地層の特性に関する研究成果】

    Q5.「地層処分」の安全性について研究するため、岐阜県と北海道に「それぞれ、瑞浪超深地層研究所、幌延深地層研究センター」が建造され、地質に関する諸現象について調査されてきました。その結果、生活圏に影響を及ぼす特段の因子は発生しないことが検証されています。

    Q5-1.こうした取組みについて知ることは、あなたの「地層処分」の安全性に対する理解を深めることに貢献しますか?

    Q5-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【地殻変動、火山、断層の影響と適地】

    Q6.これまで、日本列島の形成の歴史、火山や断層活動、また埋設物について研究調査が実施されてきました。その結果、数千年から数万年、地殻変動や火山の影響、断層活動の影響を避けることができることが分かっています。従って地層処分の適地が存在しないという見方は正しくありません。

    Q6-1.あなたは以上の説明を信頼できますか?

    Q6-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【人工バリアの安全性について】

    Q7.使用済み燃料は再処理によって再利用可能なプルトニウムとウラン及び高レベル廃棄物に分別され、後者はガラスと混合されガラス固化体となります。ガラス固化体は外側を金属製の容器(20㎝厚の炭素鋼)と水を通さない70cmの粘土層で囲われます。そのような措置で何万年も安全に閉じ込められる性能が実現されます。この安全対策は「人工バリア」(参考資料中の7と9参照)と呼ばれます。それは放射能を閉じ込める技術として、信頼性が高いことが実検されています。

    Q7-1.こうした「人工バリア」に関する安全性について、あなたは信頼できますか?

    Q7-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【地下水について】

    Q8.仮にガラス固化体から微量の放射性物資が地下水に溶け出した場合でも、地下水がほとんど流動しない場所が選ばれていれば、地上に到達するまでには何万年もかかるとされています。そうすれば、地上における放射線障害は無視できます。そのような適地を選定することは文献調査、概要調査、精密調査で可能であるとされています。

    Q8-1.こうした説明について、あなたは信頼できますか?

    Q8-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【大地震の影響について】

    Q9.大地震に対し、地上で大きな被害があっても地下のトンネルは揺れが少なく破損しにくい。このように地下構造物の方が地上より高い耐震性をもちます。また、埋設したガラス固化体が万一断層に直撃され破損したとしても、地下水の動きがほとんどない場所が選定されていれば、生活圏へ漏えいする確率は低く日常生活が脅かされる懸念はないとしてよいでしょう。

    Q9-1.以上のことから地層処分を進めても問題ないと思いますか。

    Q9-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    【処分候補地選定の公正性】

    Q10.地層処分に関する文献調査の申請は知事の了解が不要です。しかし、概要調査や精密調査など次の段階に進む場合は知事の了承が必要です。また、首長が交代しても次段階への進展の中止を申し入れることができます。このことが法律で決められています。それでもあなたは文献調査を認めれば、最終処分場の建設まで一方的に決められてしまうのではないかと心配しますか。

    Q10-1.この法律では知事等の了解がない限り次の段階に進むことができないと規定されています。あなたはこのことを信用しますか。

    Q10-2.上記の回答について何故そう思ったのか教えてください(自由記述)

    Q11.以上、最終処分場の安全性に関する質問にお答えいただきましたが、更なる疑問、知りたい事柄、またはご要望があれば、下記に自由に記してください。

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