原子力国民会議について
原子力国民会議の活動内容
(1)全国集会
原子力の有効利用推進のため、全国において国民集会を実施します。原子力国民会議は、原子力の必要性を認識する全国の広範な諸民間団体の声を集約し、原子力の有効利用を望む声を発信します。
2014年度は計2回、国内・海外を含め、9都市において国民会議を開催し、約3,400名以上もの方々が参加されました。そこで決議された原子力発電所の早期再稼働に関する要望書は、第1回目は安倍総理大臣へ、第2回目は宮沢経済産業大臣に提出しました。
○第1回全国集会開催地 ・・・ 東京、札幌、広島、福岡、台湾
○第2回全国集会開催地 ・・・ 東京、東北、広島、松江、福岡、唐津、敦賀
2015 年度は、地域毎に、対象グループ、団体に応じた、小/中規模での集会や勉強会などを開催していきます。
そして9 月以降には、第3 回全国集会を大規模に開催の予定で、昨年に引き続き、原子力発電所の早期再稼動に加え、最終処分場についてもテーマに加え、理解活動を進めます。
原子力国民会議では、今後も原子力に係るあらゆる問題について、集会テーマとしてとりあげ、採択された意見要望書や提言書は、政府・関係省庁へ提出(ロビー活動)していきます。
(2)『原子力誤解集』の発刊と草の根対話活動に活用
福島第一原子力発電所の事故以来、原子力への信頼は失墜しており、様々な悪評が巷に渦巻いています。しかしその多くは『誤解』であり、一部の反対派団体やマスコミによって流された、間違った情報が殆どです。
原子力国民会議では、その『誤解』を集約し、専門家による分析を行い、一般の人々に判り易く『真実』を伝えて行きます。第1種「誤解集」は草の根対話活動向けに、第2種「誤解集」はマスコミや原子力関係者向けに、作成されます。また草の根対話集会や勉強会でのテキストとして積極的に活用していきます。集大成された『誤解集』は書籍として発刊する予定です。会員の皆様へはHPやメールマガジンによって集会の状況や『誤解集』の内容をお知らせ致します。
(3)原子力の安全と利用を促進する活動
「原子力の安全と利用を促進する会」がこれまで行ってきた、「ニュースレター」の発行、ロビー活動、専門家からの提言の発信、技術講演会の実施、原子力規制に関する問題点、課題への意見の発信等を継続して実施して参ります。
(4)Webサイトの活用
原子力国民会議の活動を広めるため、様々なWebサイトを利用します。
・アゴラ研究所が運営するウェブ上の「仮想シンクタンク」、GEPR(グローバルエネルギー・ポリシーリサーチ)にコラムを掲載していきます。
・技術系動画共有サイトとして知られた“WKX(技術取引市場)”や一般個人向けの“Facebook”などの無料SNSを利用し、活動内容のPR、及びメンバー同士のコミュニケーションを展開していきます。
・原子力国民会議のHPを拡充し、様々な情報発信を行います。