岩塩層が存在するドイツでは、旧東ドイツの国境付近のニーダーザクセン州ゴアレーベンにおいて欧州で最も早く1970 年代に最終処分候補地として地下調査施設(日本における「精密調査地」における調査施設に相当)が建設され地質環境や工学的な調査が実施されてきました。しかし、政府の脱原子力の影響を受けて2000 年に調査が凍結され、さらに、世論を背景にして2013 年に地域社会の参画のもとで最終処分地の選定をするなど新たな制度が導入されることになりゴアレーベンにおける調査が中断されました。
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